6バンドが終了して、さあ真打登場!!時計を見るともう21:00・・・15:00開演だからもう6時間が経過してるんですね〜〜。しっかし、ANTHRAXを生で見るのっていつ以来だろうか・・・?「Sound Of White Noise」のツアーだから・・おお1993年!もう10年以上経過してる・・・。彼らを見るのって今回で5回目なんですが、彼らのライブはいつ見ても凄い!・・・今回のようなスタンディングで見るのは初めてなので、なおさら楽しみじゃ! 年甲斐もなく最前列やや右側(スコットサイドなのだ)に陣取って(汗)彼らを待つ!後方のバックドロップには「We've・・・」のジャケットをあしらった彼らの大きなロゴが・・・・否応なく興奮も高まるべ!そういった我々の緊張感を知ってか、DJも「Pantera」「Metallica」「Megadeth」等をかけまくって煽る煽る(笑) そして21:30を少し回った頃、場内暗転・・・・もうおなじみの彼らのテーマ曲とも言える「ブルースブラザース」が流れ始める。そして「We've・・・」アルバムのオープニングSE「Contact」がテープで流れ出すと会場はもう押し合いへし合い(笑) 私のもうすぐ目の前にスコット・イアンが仁王立ちになってる!!あの「はげ頭」「眉毛」「あごひげ」が目の前に(笑)感激! 一発目はもちろん「What Doesn't Die」だ!しっかし、後方から押し寄せる観衆に・・・いきなり苦しいぞぉ〜〜。こぶしを振り上げる隙間もない〜〜。とまれ、いきなり凄い熱狂ぶりやのお・・・まさに待って待って・・んで大爆発って感じか!?チャーリーの怒涛のツーバスがすんごいっす。 休む間もなく、脱退したフランクの代わりで来日したジョーイのベースが唸りを挙げて「Got The Time」がはじまる。会場の気温が一気に上がったためか、音はかなり聴こえ辛いが、ジョン・ブッシュの声も調子良さそう。それにしても、この2曲でもう潰されそうなわたくし・・・やばい・・・(涙) しかし、彼らは攻撃の手を緩めてはくれません(苦笑)ジョンが叫ぶ!「Gaught!In A?」むろん「も〜〜っしゅ!!」と返す。そう「Caught In A Mosh」だぁ!もう会場はぐちゃぐちゃだ。最前列の重圧に耐えかねて、少し後方に下がった私を待ち構えていたのは「MOSHの渦」(笑)鳴門海峡の渦潮に飲み込まれるかのごとく、いつのまにかその渦に巻き込まれてしまったわたくし・・・もうやるしかないでしょう!今まで見たANTHRAXは全てホールだったのでできなかった「MOSH」。なんて楽しいんだ〜〜!お決まりの「Stomp!Stomp!Stomp!」をはじめとする合唱もばっちしっす! しかし、早くも呼吸困難(涙) さ・・さんそがほし〜〜〜(涙)自分の体力のなさを呪うぞぉ〜〜。と思ってたら、ここで救いの手が。「Safe Home」だ。メロディを強調した落ち着きのあるこの曲で少し後ろに下がって呼吸を整える。んで、よし!ここでこのライブレポのためのメモとろう(笑)と思ったら・・・「ああ!ペンとメモ帳がない!」そう!先ほどのMOSH騒ぎでどっかにふっ飛んでしまったのでした(涙)こうなったら、この場を楽しむしかないですよね〜〜!感動的な「Safe Home」につづいて「Sound Of・・」収録の「Room For One More」ではその心地よいギターリフに陶酔! それにしてもジョン・ブッシュの堂々たるステージは凄いっすね〜〜。存在感ではもしかしたらスコットを凌駕してるかもしれない。新加入のロブ・カッジアーノとヘルプのジョーイ・べラは影が薄い(汗)まぁ、これは仕方ないですけど・・やっぱ失ったフランク・ベロのライブでの存在感は大きかったな〜〜と、ないものねだりしてしまいます。なんてことを考えてたら・・・・ 「Antisocial」炸裂!再び会場はぐちゃぐちゃ状態に!!早くも声を枯らしながら「よ〜〜あんちぃ!よ〜あんちそっしゃ〜〜る!」の合唱!これが心地よいんですよね〜〜。先ほどまでの酸欠状態も忘れて、再び自分をボロボロ状態にしていく私・・・(苦笑) 切れ味抜群のリフが気持いい「Nobody Knows Anything」でヘドバンしまくり、んで、重たいギターリフの「Belly Of The Beast」では上半身バンギング!高速、低速・・・巧みに観客を操るかのようなそのライブの持っていき方はさすがですね。ひたすら突っ走るそれまでの6バンドを見てきただけになおさらそう思うのです。 ここでジョンが日本語で「いち!にぃ〜!さん!」・・・ん?「だぁ〜〜〜!」と言えばよいのか??(笑)じゃないか・・・・。日本語で「さけべ〜〜〜!」と絶叫!!むろん叫びますがな〜〜。こうして始まったのが「Refuse To Be Dened」。津波のように押し寄せる観客のスクリーミングと同時に、Groovyな曲がはじまる展開に鳥肌が立ちましたよ! 休む間もなく「N.F.L」だ!スコットのギターにロブのギターがシンクロする。う〜〜ん、思えば私にとってこの曲ほど、特別な存在はないかもしれない。この曲が収録された名盤「Among The Living」買った1987年以来・・この「Nice Fxxkin Life」という言葉は私の座右の銘!好きな言葉は?と聴かれると迷わず「ナイスファッキンライフ」と答える始末(笑)そしてHPを立ち上げるに当たってそのタイトルも迷わずこの言葉にしました!「N!F!L!ナイスファッキンラ〜〜イフ!」と叫ぶことのできる幸せをしみじみ感じる〜〜。 ここで、ジョンがアカペラで歌いだす。「お〜〜んれ〜〜!」会場もあわせて「お〜〜んれ〜〜!」そう「Only」だぁ!この曲が発表された時はそのあまりのポップさゆえにずいぶんと物議をかもし出したものでしたが、ライブで聴くと威力増大。 ジョンの「お〜きに〜〜」の言葉とともに(笑)一旦彼らは去っていきました。(彼・・この「お〜きに〜!」連発してました(苦笑)頼むから、広島、福岡でやらないでくれよ〜〜汗) 再び戻ってきた彼ら!不気味なS.Eが流れ・・スコットが更に不気味なイントロを弾きだす・・・・おお!これは「State Of Euphoria」の1曲目「Be All End All」ではないか!まさかこの曲をやるとは思わなかったし・・・ライブでこの曲聴くのは初めてなのでうれしい!かなりシリアスな内容のこの曲ですが、ことライブではモッシュ!モッシュ!再びモッシュの輪が出来始める。会場前方はもうMOSHピットと化してる。むろん、私もその輪に加わる(苦笑)もうそこは夏祭りの盆踊りのようです〜〜(笑) ジョンのMC「1983年のスラッシュメタルだぜ〜〜(多分そんな和訳のはず・・汗)」にあわせて始まったのはなんとこれもサプライズ〜〜!!「Deathrider」だ!彼らのデビューアルバムの1曲目を飾る必殺のスラッシュナンバ〜だい! もうここで倒れてもいいや!と・・・開き直ったわたくしめ・・・(汗)もう意識が遠のいていくようだ。頭の上を何人が飛び越えていった事か(笑) そしていよいよラストか・・・「Bring The Noise」が炸裂!もう意識がもうろうとする中、その心地いいリズムと物凄い音圧のリフに身をゆだねる・・が気が付けば人の波の上を漂ってるではないか!?「いちゅのまに〜〜〜?」ステージまん前に放り出された私の目の前にジョンが・・思わず目があいまひた(笑)正気に戻って・・客席へ再びダ〜〜イブ!!(もうおっさん・・何やってんだか・・・汗) そしてクライマックス!!あ〜〜終わった〜〜〜〜!と思った次の瞬間・・まだサプライズは残されていたのです!!な・な・なんと!「Whiplash」・・・そうメタリカのカバー!!まさかANTHRAXのメタリカが聴けるとは〜〜〜!結局ワンコーラスで終わりましたが、この嬉しいプレゼントにもう大満足! 名残惜しいけど、もう体力の限界も超えてるし・・・いやいやほんと彼らのライブは楽しかったっす!ましてや今回のように目と鼻の先で彼らの壮絶なライブを体験できた事は・・し・あ・わ・せ!以外の何者でもない〜〜。欲を言えば、キリがありません。「Indians」「Madhouse」「Among The Living」なんかも聴きたかったし、なによりやっぱフランクのパフォーマンスも見たかったですが、それは言っちゃいけませんよね〜。総勢7バンドの中でやっぱ彼らの存在感の大きさを再認識できた事はよかったです。 次回はワンマンで是非!お願いします〜(笑) まさに・・・N!F!L!Nice Fxxkin Live!でしたよ! しかし・・・首が動かないんですけど(;ーー)・・・更にこの体中に出来たあざはなんなんだ?・・・・おまけに頭にはたんこぶ・・・更に足首捻挫してるし〜〜〜(年齢考えろ・・っちゅうねん)・・ああ満身創痍(涙) |
SE -Bruce Brothers- |
1. Contact |
2. What Doesn't Die. |
3. Got The Time |
4. Caught In A Mosh |
5. Safe Home |
6. Room For One More |
7. Antisocial |
8. Nobody Knows Anything |
9. Belly Of The Beast |
10. Refuse To Be Dened |
11. Efilnikufesin(N.F.L) |
12. Only |
〜encore〜 |
13. Be All, End All |
14. Deathrider |
15. Bring The Noise |
16. Whiplash(Metallica-cover) |