IN FLAMES / COME CLARITY   
In Flamesの8作目「Come Clarity」のタイトル曲は、哀愁度100%のバラード・・。メロデス系バンドということで長年敬遠してたこのバンドなんですけど、こんなバラードも書けるなんて!って感じで遅まきながらはまりました(大汗)この曲に関して、イントロのギターアルペジオ・・そして淡々と刻まれるリズムに一発でやられましたね。そして、Vo・・アンダースのデス声を封印した歌に悶絶!何かに追い詰められているかのような・・苦しみを搾り出すかのようなこの歌が鬼気迫ってるんです。そして、ギターのパワーコードが炸裂するサビ以降の盛り上がりがその「追い詰められ感」に拍車をかけるんですよ。Gソロも涙なしでは聴けない〜〜!もうこの曲聴くと・・このバンドに関してデス云々という形容がバカバカしくなってきますね。
 AVENGED SEVENFOLD / SEIZE THE DAY   
2006年、日本でも「City of Evil」でブレイクした感のある彼ら。そのアルバム収録のめっちゃスケールのでかいバラードがこれです。あらゆるジャンルを想像させる彼らの音ですが、言い換えればいいとこドリ!(無論いい意味でね。)そして、このバラード聴くと、Guns'NRosesの「Don't Cry」を思い出してしまうのです。オクターブ違いでVoを被せているところなんてまさにそうなんですが、まぁ、曲が似ている・・・というより曲の持つ雰囲気が共通しているんですよね。ただ、この曲の完成度には唸るばかり・・。哀愁度も文句なし・・・じっくり聴けば聴くほど、そのアレンジやメロディの素晴らしさにまたまたうなり声がでてしまうのであります(笑)
 STRYPER / LONELY 
「In God We Trust」収録の・・・当然の如く彼ららしい・・甘ったるい系バラード(笑)っつか、マイケル・スウィートのその名の如くスウィートな歌声にかかってしまえば、どんな曲でもそうなってしまうんではないかな?この曲・・・シンセ入れまくりの彼らの他のバラードに比べると、ワリと音的にはあっさりしてるんですが、イントロのツインギターが美しすぎるんです。そして、まさにロンリネスを感じる悲しげなメロディから、サビへと盛り上がっていくパートが印象的。もうこういう曲作らせたら、ストライパーの独壇場ですね!サビの最後の歌詞を「I Need You」で締めるところも・・・いかにも彼らならでは(笑) Youって、やっぱ神様のこと?
 WARRENT / I SAW RED 
「いけないチェリーパイ」(苦笑)収録のこの曲・・・めっちゃバブリーなLAメタルを聴かせてくれる彼らでしたが、このバラードもいかにも、LAメタルのバンドがやってそうな曲(汗)いや、まじめ〜〜なバラードなんですよ。いわば、とりたててここで紹介するまでもない普通のバラード・・・とも言えるんでしょうけど・・・なんか、そのメロディが頭から離れないのですよ。特に、イントロのピアノのメロディがめっちゃ印象的なんです。これだけでも、一聴の価値あり。確か、この曲シングルカットされて結構売れたんじゃなかったかな?うん、アメリカ人好みのバラードかも・・
 SENTENCED / END OF THE ROAD   
「The Funeral Album」の最後を飾る曲。ラストアルバムのラスト・・ということで、まさしく自らを葬り去るにふさわしい彼らならではの慟哭メロディが炸裂しておりますね。序盤のパートではいつものように、絶望感・・をいやというほど味わい・・中盤の子供たちによるコーラスパート・・では、まさに葬列が進む様子が思い出される・・。ところが、後半にかけてのギターソロのメロディにはなぜか、変な希望感みたいなものを感じてしまう・・・。そして、曲が終わってしばらくしてから・・また思い出したようにバンド終焉の悲しさが盛り返してきたり・・と、聴き手の感情をぐちゃぐちゃにしてしまう罪な曲。(笑)
 ACCEPT / WINTER DREAMS
名作「Balls To The Wall」のラストを飾る感動的なバラードです。彼らのバラードといえばベースのピーターがその甘い声を駆使して歌う・・ってパターンが主流(笑)だったのですが、なんのなんの・・メタルしか歌えない・・と言われたウドの歌うバラードも全然いい!タイトルの如し・・まさに冬をイメージさせるこのメロディ・・サビのバックで悲しげに鳴り響く鐘の音が冬の気分を盛り上げてくれます。クリスマスの時期・・甘い時を過ごす相手のいない諸君・・「寒い冬の夜・・冷たい冬の夢・・苦しめないおくれ・・」と歌うウドの歌を噛み締めながら涙にくれましょう(涙)
 JUDAS PRIEST / BEYOND THE REAMS OF DEATH
HM史上に燦然と輝く最強のバラード・・という謳い文句のこのコーナーなのに・・・今までこの曲を出さなかった私はなんてオバカさん( ̄. ̄;) 彼らの4th「Stained Class」収録のこのパワーバラード・・いまだ彼らのライブのセットの中でも重要な位置を占めておりますね。イントロのアルペジオだけでもう感涙の洪水が噴出し、ロブのシャウトと共にヘビーな展開を見せる中盤では首を振る・・。そしてもう枯れたか?・・と思った涙も・・グレン&KKの官能的なギターソロで再び溢れ出すのです。哀愁のメロディ、曲構成、Gソロ・・どれをとっても、メタルバラードの基本となった曲かもしれませんね。ライブでのミラーボールが美しかったな〜〜(遠い目・・)
 MEGADETH / A TOUT LE MONDE
初期のメガデスから思うと信じられないくらい、中期以降の彼らはメロディ指向に走りました。その代名詞ともいえる「Youthnasia」収録のこの曲・・・これがバラードと言えるかどうかは聴き手に委ねられると思うんですが、・・いやはやほんと美しい・・・。デイブ・ムステイン流の感情移入が物凄い迫力で迫ってくるのです。なんか、鳥肌が立つくらいの彼の情念・・みたいなものが強烈なんですよ。初期の彼らは複雑かつ暴力的サウンドでもって、とんでもない緊張感を作り出していましたが、この曲聴くと、その哀愁のメロディとデイブの情念は・・また違った意味での緊張感を作り出すのに成功していますよね。
 DREAM THEATER / THE ANSWER LIES WITHIN
彼らの8TH「Octavarium」収録。この美しいバラードが、いきなりアルバムの2曲目に来てるってのも・・なかなかインパクトありますが、雰囲気としては、下で紹介している「Hollow Years」に近いものがあるかもしれません。全編を覆う切なすぎるピアノの旋律・・・哀しさと希望が交錯するかのようなVo・・・ほんと、心の琴線をむんずとわしづかみにされるかのような感覚を覚えずにはいられません。あと、中盤のストリングスは、きっとあなたを優しく抱擁してくれることでしょう(笑) う〜む、この曲・・是非ともフルオーケストラとの競演で再現してほしいな〜〜。なんかそのシーンを想像しただけで鳥肌もんなんですけど・・
 ROUGH CUTT / DREAMIN' AGAIN
ラフカットのデビューアルバム収録のパワーバラ-ドです。なんといっても、ポール・ショーティノの歌いっぷりが全てですね!世にいわゆるハスキーVoで思い出される人はかなりいますが、彼ほど奥行きのある声の持ち主はそういない・・と思うんです。「渋い!」って一言で片付けられない、彼の素晴らしい声を最大限に生かした、ドラマティックなこの曲・・LAメタルにとどまらず、80年代の傑作のひとつかも!めっちゃ乱暴な言い方すると、彼の声だけで、曲をつかんで持ち上げ・・盛り上げて・・そして、終息させているような感じさえします(笑)
 QUIET RIOT / THUNDERBIRD
大ヒットした1983年の「Metal Health」。そのアルバムのラストを飾る美しいバラード。邦題のサブタイトルが「ランディ・ローズの想い出に捧ぐ」・・・そう、元メンバーで前年82年3/19に他界した彼にささげられた曲です。ピアノの美しい旋律に始まって、搾り出すようなケビン・ダブロウのVoにびっくり。アルバムの他のLAメタルチックな曲における彼の声とのギャップが、さらに涙を誘います。「You Can’t Come Back・・」という歌詞がほんと胸に突き刺さるんですよ〜・・・ギタリストのカルロス・カヴァーゾには失礼ですが、この曲でランディがもしギターを弾いていたら、どんな感じだったのかなぁ〜って、想像してしまいますね。
 FAIR WARNING / ALL ON YOUR OWN
完璧なアルバム「Go!」収録の、完璧なバラードです。いい意味でも悪い意味でも、スタンダードな・・いや、優等生的な曲といえるかもしれません。トミー・ハートの表情豊かなVoがこの曲のよさをさらに引き立てているのは言うまでもありませぬが、二人のギタリストのそれぞれのカラーを打ち出したソロも聴き応えあり。中盤における、アンディのエモーショナルなプレイ、エンディングにおける、ヘルゲのスカイギターを駆使した天高く舞うようなプレイがたまりませぬ。(ただ、せっかく気持ちよく聴いているのに・・途中でフェイドアウトすな!!(笑)) 今更ながら彼らの作曲能力の高さを再確認させられる曲ですが、イントロのアコースティックギターは、一瞬ゴンチチかと思ったぞ・・・
 STEELHEART / SHE'S GONE
もうこの曲は・・・スーパー悶絶系ですね(笑) 一歩間違えれば、超クサクサはじゅかち〜系に落ちいってしまいそうなギリギリのラインで踏みとどまっています。くら〜い旋律のピアノに始まり、Voが静かに歌いだす・・・そして中盤でどっか〜〜んと盛り上がる・・・まさしく、日本人大喜びバラードの教科書と言ってもいい展開をみせてくれてますが、単純な私もその例にもれず、この曲に涙した一人(汗) 感情のこもったマイク・マティアヴィッチの超ハイトーンVoも鬼気迫ってますし、ギターも泣きまくってますぜ。そういや、90年当時、この曲・・有線で結構かかってましたね。当時バイトしてたお好み焼き屋に、マイクの超絶ハイトーンが鳴り響いてました(笑)
 SCORPIONS / WHEN THE SMOKE IS GOING DOWN
スコーピオンズのバラードは全てここに挙げたいんですよ、ほんとは!ただ、この曲はやはりアノ感動のライブの最後を飾ったということで、思い入れもまたひとしお。この曲に関しては、なんといっても、クラウスのVoにつきますな!物凄く感情移入してます・・「どうしたんだ?クラウス!」と声かけたくなるくらい、切々と歌っていらっしゃるんですよ〜。聴いてるこっちまで、胸が張り裂けそうになる・・っつか、割と淡々と進む曲だけに余計にそう思うのかもしれないですね。「Blackout」という熱いアルバムの、そして熱いライブのラストを飾るこの曲・・クールダウン・・・という言葉では済ませられない「何か」を内包してます。「心を揺さぶる声」があるとするならば、ここで聴けるクラウスの声は、まさにそうなのかもしれません。
 GARY MOORE / EMPTY ROOMS
もう、涙、涙・・・。べたな選曲かもしれませぬが(汗)やぱ、これははずせない。ゲイリーのVoがそれ以前に比べてより格段に表現力を増してます。彼の場合、もう一つ「ギター」という声を持ってるので、それを考えるともう鬼に金棒!!・・・とはいえ・・・やっぱギターソロがハイライトではあるのですが・・。めちゃめちゃ哀愁漂うベースソロ・・・そしてむせび泣くギターソロへの流れには、何度枕を涙で濡らしたことか(苦笑)マイナーメロディと、大陸的な希望的メロディが交差する名曲ですね。曲のタイトルではありませんが、誰もいない部屋でひっそりと聴いていたい曲(汗)
 SONATA ARCTICA / LAST DROP FALLS
ある日、ふと気づけば同じ曲が頭の中をぐるぐる回ってた・・ってこと、よくありません?メイデンフェスのライブレポでこのバンドをかなりけなしてしまった私ですが、このバンドのこの曲、よく私の脳内を支配するんです(笑)よし!ここは素直になろう!「あいよ!ソナタ・・好きです!」・・・・というわけで((゜ー゜;)このバラード・・絶品!トニーカッコのVoは、この曲のように少し余裕持った歌い方すると、心により染み込んで来るんですよね。サビの盛り上がりはホント感動的ですらあります!これでGソロがもっともっとエモ−ショナルだったらパーフェクトだったのに・・
 DEATH ANGEL / A ROOM WITH A VIEW
彼らって、スラッシュメタルバンド・・・ですが、その若さゆえ、非常に何でも吸収して自分たちのものにしていく能力は凄まじいものがありましたね!ファンクビートを取り入れたのもそのひとつですが、このバラードのなんと深いことか!当時はまだ彼らは20歳にもなってないメンバーもいたはず!そんな若造が作り上げたとは思えない、涙あふるる(笑)名曲っすよ、これは!哀愁の極みともいえるそのメロディ・・・涙腺を刺激するアコースティックギターソロ・・・くっついては離れるコーラスの妙・・・んで、ラストを締める情感あふるるエレクトリックギターソロ!ぐっど〜!・・・・あ・・ちなみにこの曲のメインヴォーカルはギターのお方がとっていらっしゃいます。正ヴォーカリスト・・・かたなし(涙)
 QUEENSRYCHE / SILENT LUCIDITY
まさに心洗われる一品・・あ・・いや一曲(汗)それまでのQueensrycheの曲とは、一線を画したかのようなこのアコースティックな曲・・・大ヒットしましたね!最初、この曲のイントロを聴いたときは、一瞬・・「禁じられた遊び」かと思ったバカモノは私です(大汗) 「ジェフ・テイトのパーフェクトな歌唱をとくとお楽しみください」と、玉置宏ばりにMC入れたくなりますね(古いって?) いやいやしかし、ここで聴けるジェフのVoは、赤ん坊に子守唄を歌って聞かせるお母さんのような優しさを感じ取ることができるのではないでしょうか?後半はいってくる壮大なシンセがまた感動的なんよね〜〜。
 MOTLEY CRUE / YOU'RE ALL I NEED
モトリーの作るバラードって、心に染み入るものが多いですよね!!この曲は彼らの中でも最高に感動させてくれる名曲だと思います。なんといっても、ヴィンスのVoが悲しすぎる。いかにも、ヴィンスって感じのいつものVoなんですが、ロケンロ〜歌う彼とは打って変わって・・・歌詞の内容を表すかのように、搾り出すような哀愁感が漂ってるんです。この曲のPV・・あまりに衝撃的な内容のために発禁になっちゃいましたね。ミックマーズも、その顔に似合わない(汗)めちゃめちゃメロウなギターソロを聴かせてくれます。「Home Sweet Home」もいいけど、この曲もはずせないな〜〜
 DEF LEPPARD / BRINGIN' ON THE HEARTBREAK
名盤「Pyromania」の大成功以降、急速にアメリカナイズされ、その音もどんどん洗練されていった彼ら・・・でも、アルバム「Hi&Dry」収録のこのバラードを聴くと、やっぱ彼らって英国のバンドなんだな〜〜としみじみ感じ取る事が出来ます。イントロのツインギターの哀愁メロディだけで、この曲の価値が決まった!といってもいいでしょう!。そして、分厚いコーラス・・・ん〜〜染みます!染みます!(じろ〜さん風に・・笑) 成功以降の都会的なスマートさは皆無ですが、この暗さがなんとも味わいがあるんっすよね〜〜〜。今は亡きS.クラークの分厚いレスポールサウンドが・・涙を誘います。
 DREAM THEATER / HOLLOW YEARS
アルバム「Fallin To Infinity」収録。彼ら独特のヘビーで複雑で長い(笑)曲の中にあって、ひときわ異彩を放つ名バラード。意外と・・リズムチェンジもなく淡々と進むこの曲なので、第一印象は普通の「いいバラード」だったんですが、聴けば聴くほどはまってしまう不思議な魅力を持ってるんですな〜〜。イントロのスパニッシュギターが泣きまくり・・そして抑揚を押さえたラブリエのVoが・・・ん〜〜〜!いい!何回でも何回でも繰り返し聴きたくなる麻薬性を秘めてますよ・・はい!ライブでは、もっと劇的にエモ−ショナルに演奏されてて、感動も更に倍化してました。
 IRON MAIDEN / JOURNEYMAN
超A級の怒涛のコンサートの興奮もいまだ冷めやらず・・ですが、新作「Dance Of Death」のラストを飾る壮大な曲です。三人のギタリストが奏でる、アコースティックギターの絡みが緊張感を誘い・・・その音をストリングスが大きく包み込む。むぅ〜〜〜まさしく!壮大!雄大!という形容詞がピッタリなのです。んでもって、なんといってもブルースの表現力がすんばらすぃ〜〜。サビにおける彼の搾り出すようなVoには鬼気迫るものがあり、この曲の広がりにまた拍車をかけているような気もしますね!アルバム通して聴いて、そしてラストのこの曲に身をゆだねる・・そんな聴き方がいいかもしんない。
 Y&T / THIS TIME
「In Rock We Trust」収録、Y&T一撃入魂のヘビーバラード!デイブ・メニケッティの一人舞台といったら言い過ぎでしょうか?彼の「魂のVo」「魂のギター」が炸裂しています。ユ〜ックリと淡々と静かに歌いだすAメロ・・・そして分厚いコーラスで盛り上がるサビ・・・とどめに悶絶泣きまくりギターソロ・・・これぞ「Y&Tの法則」とでも言うべき感動指数100%の名曲なのですよ〜〜。割と陽気なアメリカンサウンドに傾倒したこのアルバムの中にあって、あ!やっぱこれこれ!これなのよ〜〜♪と涙する事間違いなし。(陽気なアメリカンサウンドといっても、いい曲ばかりですよ)
 EVANESCENCE / MY IMMORTAL
2003年、文句なしのデビューを飾ったエヴァネッセンスの1st収録の、絶品バラード。彼らをメタルと呼ぶのもどうかと思いますが、ジャンルを超越した、ほんとに美しい曲なのですよ〜。ヘビー&ダークな曲が並ぶ中でのこの曲は、ひときわ異彩をはなっております。まず、その美しいピアノの旋律に涙・・・そして、切々と歌い上げるエイミー嬢のVoを優しく包み込むようなストリングスの音色が、涙腺暴発を誘う事は間違いないでしょうね〜〜。ぅぅ〜・・・エイミーさまに目の前で歌ってもらいたいっす(笑)
 DREAM THEATER / FINALLY FREE
彼らの一大コンセプトアルバム「メトロポリスPt2」のラストを飾る、壮大で感動的で劇的で切なくてかっこいい(笑)バラード。このアルバムが1つの物語になってるのでそのストーリーの最終章という意味でも、ふか〜〜い曲なんですよね。ただ、意味もわからずこの曲だけ聴いても、その圧倒的な緊迫感には必ずや感涙すること間違いなしです。またアルバム中のほかの曲のパートがさりげなく挿入されているあたり・・やはり1つのストーリーが展開されてるんですよね〜〜。そう!これは1つの小説の完結編なのかもしれない・・・といいつつ、このアルバムのストーリーは深すぎて、オバカな私には理解できない部分もあり(涙)後半へ流れ込む展開でのポートノイのドラムが・・まさしくむせび泣いてます
 TNT / LIONHEART
TNTってほんといい曲作るのぉ〜〜。超高音Voに独特の音階を奏でる超絶G・・・しかしまず曲がよい!このバラードはアルバム「RealizedFantasies」に収録されてますが、これまた「いい曲」!ん?・・・しかし、このイントロ・・どこかで聴いた事あるぞ?あ!「戦場のメリークリスマス」だ〜〜!いやいや、作った本人たちがそれを認めてるくらいですから(笑)でも、そのイントロ抜きにしても・・いつもの高音をやや抑え目にしたトニー・ハーネルのVoと美しいコーラスとのコンビネーションは、隠れた名パートですよ!
 EXTREME / MORE THAN WORDS
もう今更語る事もないかもしれない名曲ですよね!生ギター一本とVoだけ・・・必要最小限の音でこれだけ感動させてくれる曲もそうないですよね〜〜。ひっついては離れるゲイリーとヌーノのコーラスがまたかっこよすぎ!そしてもちろん、アコースティックギターの魅力を最大限に引き出したヌーノのプレイは、ファンキーでテクニカルないつもの彼とは違った意味で彼の類稀なる才能を実証してます。来日公演の時、この曲で会場がひとつになった光景は、今思い出しても鳥肌モン!
私のささやかな願い・・・この曲、完璧に弾き語りたい!!
 ANTHRAX / BLACK LODGE
まさか、このコーナーにANTHRAXが登場するとは・・・って、実はバラードにはまったく無縁にも思える彼らにもいいバラードがあるんです!(多分に私情が入ってますが)
この曲、「Sound Of White Noise」に収録の彼らにとっては初めてのバラードで、ひたすら暗くて重たいいわゆるヘビーバラード。彼ららしいザクザクとしたGリフも登場しますが、意外に感動的な仕上がりになっているのは、J.ブッシュが見事に歌い上げているから。彼らのびんびん来るリズムもさることながら、こういった情感たっぷりの曲も作れる!って事を見事に証明した作品ですよ。
 DOKKEN / ALONE AGAIN
これぞ、LAメタルバラード!(意味不明?)DON DOKKENのソフトなVoに見事にマッチした名曲。彼らの作り出すメロディは、バラードに限らず素晴らしいんですけど、この曲においての聴き手に与える感動指数(意味不明?)の数値はかなり高いですよ!バラードなのにエッジを失わないG.リンチのギターもまた評価高し。特に、ギターソロへの入りのところは鳥肌もんです。情感たっぷりに歌い上げるDONと激しくぶつかり合うジョージのギター・・・この緊張感がそのままこの曲の緊張感に繋がっているようでおもしろいんですよね〜。
 VAN HALEN / LOVE WALKS IN
デイブ・リー・ロスに代わり、S.ヘイガ‐加入の効果で生まれたバラードと言ってもいいんじゃないでしょうか。個人的にはこの曲収録の「5150」アルバムを最後にVHは聴かなくなってしまったんですけど、VHのVo論争(笑)を抜きにすると、この曲は最高に素晴らしいバラードです。美しいシンセのイントロのメロディが圧巻です。非常にポップな・・・まさに、アメリカンロッキンバラードに仕上がってます。しかし、くどいけど、これはヴァンへイレンじゃない・・・
 GARY MOORE / THE LONER
再び登場ゲイリー先生!っつうか、彼のバラードは全部ここに出したいくらいなんですよ〜〜!この曲は「Wild Frontier」収録のインストなんですが・・・彼の悶絶泣きまくりギターがうなりをあげる傑作です。「パリの散歩道」を彷彿とさせます。この曲聴いて、涙腺爆発しない人は、きっと涙が既に枯れてる人かもよ(笑)もう、彼のギター云々は改めて言うまでもありませんが、これほどチョーキング一発で・・・またはビブラート一発で・・聴き手を感動させることができるって凄い事だと思いません??彼の歌声ももちろん大好きですが、コレ聴くと・・彼の曲に人間の声はいらないのかもしれない・・・・
 STORATOVARIUS / FANTASIA
彼らの最新アルバムの中の、10分にも及ぶ超大作です。いかにも!って感じの様式美バラードなんですが、さすがにメロディは超一級品です。10分の中に、ショートストーリーを詰め込んだかのような組曲といってもいいんじゃないでしょうか?幻想的でありながら、荘厳な感じで曲が進み・・・ハードな展開に転じ・・そしてまた感動的なラストを迎える・・・っていえば、べたべた!(笑)ですが、いやいやこの曲聞いてるとほんといろんな風景が、頭の中を流れていきます。聴き終わった時・・・映画を見終わったときのような感動を味わう事ができるかも( ̄ー ̄)フフフ
 NIGHT RANGER / SISTER CHRISTIAN
バラード大好きナイトレンジャー!のイメージを決定づけた・・・と同時に彼ら最大のヒットシングル。この曲の成功が、彼らのファンの後の苦悩を生んだのかも知れませんが、いやいや、曲のクオリティはめちゃめちゃ高いですよ。ピアノのイントロが印象的な、ほんとまじめ〜〜〜〜なアメリカンバラードです。この曲では、お得意のツインギターは炸裂してませんが、いかにもブラッドギルスって感じの、トリッキーでありながら情感たっぷりのGソロを聴くことができますよ!
 RAINBOW / TEMPLE OF THE KING
レインボウのバラードは、どれも秀作ぞろいなんですが・・シンプルながら、哀愁たっぷりのこの曲聴くと、なんか涙が・・・えんえんと奏でられるリッチーのアルペジオが、涙腺暴発を誘います。そして、なんといってもロニーのボーカルメロが悲しすぎる・・・ほんとにロニーって、完璧なVoだなぁと感心してしまいます。ハードな曲でのシャウトもさることながら、こういった淡々とした曲を歌い上げても、その表現力は深いものがあるんよねぇ。 寒い部屋を真っ暗にして、一人で泣きたくなったら、この曲をど〜ぞ(笑)
 SCORPIONS / WIND OF CHANGE
最近の蠍団は、どうも完全にAOR化してしまってますが、もしかしたらこの曲がきっかけになったのかもしれません。前期の彼らのバラードは多分にヨーロッパ的な湿った香りがプンプンしてて、大好きなのですが・・・悔しいけれど(笑)やっぱこの曲は名曲だと思います!アメリカでも大ヒットでしたね!もう、そのメロディメイカーぶりは完璧の域に達したといっても、過言ではないでしょう。完璧すぎてこじんまりしてしまう・・という現象も全て凌駕したまさに「完璧な」バラードです!ベルリンフィルとの競演では、さらに感動的!!に仕上がってます。
 TWISTED SISTER / THE PRICE
美しいピアノの旋律があるわけでもなし・・・荘厳なストリングスがあるわけでもなし・・・悲しげなアコギがあるわけでもなし・・しかも、あの外見(笑) それなのに、こんなに心を打つのは何故だろうか?彼らって、やっぱりあの見た目で、かなり敬遠されてますよね!しかし、このバラードはほんとに染みます。ディー・スナイダーの切ない歌メロが素晴らしい!変に、ピアノやストリングスに頼らない・・まさに彼ららしい正攻法バラードです。常にファンの目線で活動していたバンドだからこそ、この曲もまた賞賛されるのでしょうね!
 GARY MOORE / ALWAYS GONNA LOVE YOU
ゲイリーのバラード出すとなると、あれもこれも・・・と収拾つかなくなる(笑)今回はHM至上の名作といわれるアルバム「Corridor Of Power」収録のこの曲。もう、彼の泣きまくりギターに・・こちらも涙流さずにいられません。そして、感情たっぷりの彼のVoもこういう哀曲にはぴったり!ブルースマンとしての彼もいいけど、やっぱりこういう泣きのメロディ全開の彼がよいのぉ・・・ この曲のサビのメロはたまりませぬ〜あの顔から(失礼)このメロディ・・どうやって生まれてくるの?
 MOTLEY CRUE / HOME SWEET HOME
「Thetre Of Pain」収録。実に彼ららしいわかりやす〜いバラード(笑)おそらく、みんな音楽室で真似した(笑)イントロのピアノはT.リーが弾いてます。聴いているとタイトルそのままの気持ちになってくるから、あら不思議・・・ヴィンス・二ールの声は、意外にもこういう切ないバラードで威力を発揮するんですねぇ。長いツアーに出ていると、やっぱり家(故郷)が恋しくなるんだろうな〜と、思わせる曲ですね。うん、確かに郷愁を誘いますよ、この曲。
 GUNS N' ROSES / DON'T CRY
「Use Your Illusion」収録。イントロのアルペジオから一貫して哀しいメロディが、心を締め付けます。そして、アクセルとその影武者(笑)が一貫して、上下オクターブで歌い続ける手法はまた斬新!ギターソロも泣きまくってますし、エンディングに向かっての盛り上がりは、聴き手の感情をも高ぶらせます。えんえん、「泣かないで・・」と歌い続けられてもぉ〜泣けてきますよ〜(笑)しかし、ラストの「ぃや〜〜〜ぃ」と延々引っ張るVoは・・・一体なんなんだ?
 AEROSMITH / ANGEL
「Permanent Vacation」収録。エアロのバラード・・・あえて「アルマゲドンの・・あれ」よりも、わたしゃ、この曲を強力プッシュ!!「Dream On」も、もちろん名曲だけど・・あえてこっちをプッシュ!どうして、あの妖怪顔から、こんな美しいメロディが飛び出してくるのだろうか・・(悪魔が天使の事を歌ってるようだ・・)なんといっても、サビの部分のVoメロ・・そして、キーボードの味付けが最高にCool! ビデオクリップもよかったです。(幽霊のような天使が少し怖かったが・・)
 OZZY OSBOURNE / GOODBYE TO ROMANCE
名盤「Blizzard Of Ozz」収録。オジ-の歌って、のぺぇ〜としてて・・はっきり言ってうまくないんですが、なぜか・・・はまるんですよね。この曲・・・オジ-の作曲センスもさることながら、やはりランディ・ローズのG,プレイのメロディラインに耳を奪われます。中間部のアコ-スティックソロなんか、まさに彼ならでは!!「Mr.Crowly」「Dee」とともに、彼を思い出さずにはいられない名バラードですね。ライブで、この曲聴いたときは・・感動的でしたよ。
 KISS / BETH
名盤「Destroyer」収録。KISSのドラマー(パンダ)ピータークリスが歌ってます。まず、ピアノとストリングスの美しいメロディに心が洗われますね。ピーターの歌がこれまたよい!何がよいって・・・決してめちゃうまって感じでもないんですが、気持ちこめて歌ってるのに変に力が入っているわけでもなく、素直に耳に溶け込んでくる・・みたいな。ギターもリズムも入ってませんが、これもKISSの名曲ですね。なんか、映画のタイトルソングにも合いそう。 今は亡き、エリック・カーのバージョンもいいですよ!
 GREAT WHITE / ANGEL SONG
グレイトホワイトって、一応LAメタルのカテゴリーに入れられてるんですが、そのブルースに根ざした音と少し湿ったメロディは他とは一線を画するものがありました。 この曲はピアノがひたすら美しい・・・・そして、ツェッペリンを歌わせたら世界一(かもしれない)J,ラッセルの歌が心をしめつけます。感動的なピアノソロの後に、やっとギターが登場・・・GのM,ケンドールはまさに曲を生かすプレイに徹していて、好感持てますね。私的には彼ほど過小評価されてたギタリストはいないっすよ。彼らのバラードも他にいいのがいっぱいありすぎ!!
 BON JOVI / BED OF ROSES
BJにはいいバラードたくさんあれど、個人的にはこれが一番!しかし、今更ながら彼らっていい曲書きますな〜・・何かにすがりたい気分の時や、一人寂しい時・・どんなシチュエーションでもこの曲はきっと何らかの力を与えてくれると思いますよ!
曲展開も王道いってます。サビに流れていく時のリズムのかっこよさは、思わず握りこぶし!ジョンの魂の歌にも握りこぶし!Gソロのセンスのよさにもまた・・・でも、この歌詞はちょっと・・・くさすぎかも・・・
 VANDENBERG / ONCE IN A LIFETIME
彼らの3rdに収録の名曲。和田アキコ似だったVoのバートの声が、このアルバムではなぜかハスキーボイスに変身・・それはいいとして(笑)この曲の雄大さといったらもう・・・以前の彼らの曲になかった分厚いコーラスが、この曲をより感動的にしてます。もちろん、御大エイドリアンのギターも、歌いまくり、泣きまくり!こういったメジャー志向の曲でも、なんとなく哀愁を感じるメロがある意味彼らのよさだったのかもしれませんねえ!
 TESLA / LOVE SONG
個人的にはTESLAの最高傑作!アコギソロから始まり、少しずつ、少しずつ盛り上がっていく展開は感動的。なんといっても、Voのジェフ・キースのハスキーな声が、ブルージーでいて、わかりやすいメロディのこの曲に完全にフィットしてます。アンプラグドブームの先駆けとなったアルバム「Five Men Acoustical Jam」でのこの曲はまさしく名演!後半部の盛り上がりには熱いものがこみあげてきます。ギタープレイもさえまくってますよ。いやあ、本当にセンスのいいバンドでした。
 SKID ROW / I REMEMBER YOU
私は、スキッズは1stしか知りませんが、ひたすら若さに任せて突っ走る楽曲群の中で「18 And Life」とこの曲が際立って胸に響きます。ただ勢いに任せたバラードとでもいいましょうか・・あふれ出そうな感情のぶつけどころがわからず、ただ悩み苦しむ・・そんな経験ありませんか(笑)←笑うとこじゃないって・・  後世に残る名曲とはいえまませんが、過去のある一時のシーンを切り取った時に湧き上がる感情を代弁するかのような曲ですね。彼らははっきりいってへたくそです(笑)でも、気持ち入ってますよ、この曲は!
 THIN LIZZY / STILL IN LOVE WITH YOU
この曲は1974年の彼らの4th『NIGHTLIFE』に収録されていますが、個人的には『BBC LIVE』のテイクがお好みです。といっても同じ曲なんですが、このライブこそ、彼らの正真正銘のラストライブ・・そのラストの曲がこれなんです。  この曲を最後にもうTHIN LIZZYはその歴史に幕をおろす・・歌っている彼はもういない・・このライブ盤を聴いてるといろいろな感情が湧き上がってきます。フィル・ライノットのささやくようなボーカルが、その感情に拍車をかけてきます。本当のラストにむけてのギターソロは至上の名演・・引っ付いては離れ・・そしてまたシンクロするツインギターはもう圧巻です。シン・リジーに関しては多分に個人的感情が噴出してしまうのでレビューになりませんな(笑)
 HELLOWEEN / A TALE THAT WASN'T RIGHT
これはもう、日本人大喜びの泣きまくり悶絶系ばらーど!ある意味演歌的?こんな曲アメリカンバンドはできないだろうなあ・・・と思わずにいられませぬ。イントロのギターなんか、その後に五木ひろしの唄が入ってきても、違和感ないかもしれません(あるか・・) さておき、M.キスク(Vo)の独壇場ですな。多少の危なっかしさが、かえってこの曲のサビ部分の盛り上げに貢献してます。この部分の歌いっぷりは感動的!!
 EUROPE / DREAMER
『Wing Of Tomorrow』収録。イントロのピアノだけで、もう胸にぐっとくる切ないバラード。彼らを一躍ワールドワイドにした『FInal Countdown』収録の「Carrie」もこれと同系等の名バラードです。こちらの方が音的にも、洗練されている感じがするのですが、りんごほっぺも初々しい、いかにも北欧の田舎ものっぽい雰囲気を漂わせていたこの曲の方が、逆にストレートに伝わってくる何かがあるんです。聞きようによっては普通のバラードになってしまうところを、イントロのピアノの美しい旋律が救ってくれてます。
 MR.BIG / TO BE WITH YOU
思いっきりベタな選曲・・しかし、やっぱ名曲(笑) エリックに耳元でこの曲歌われたら、世の女性陣はみなとろけてなくなってしまうんでしょうなー。オー神様、生まれ変わったらこんな声にしてください。ひがみはおいといて、なんか心温まる曲です。G,Bsも思いっきりリラックスして演奏されてるのがわかりますし。まさに、『アメリカの平凡な幸せ一家』的・・意味わからん? 私が大嫌いな言葉『いやし系』という表現があるいはあてはまるのかもしれません。 日本人としては、天気のいい日曜日に、洗車でもしながら口ずさむのもいいのでは?
 KIX / DON'T CLOSE YOUR EYES
Blow My Fuse』収録の涙無しでは聞けない名曲!KIXといえば、AC/DCをはちゃめちゃに明るくしたよーなたてのりハードロケンローバンドなんですが、そんないけいけ曲の中にポコっとこの曲があるもんだから、余計ほろっときてしまいます。内容も愛だの恋だのSONGではありません。「少女よ、自殺してはいけないよ!」という悲痛なメッセージがこめられているのです。そんな絶望感を抱いた人にはきっと力を与えてくれるような名曲!
 STRYPER / TOGETHER AS ONE
ストライパーというと、純然たるメタルファンの方は、敬遠される方もおられるかと思いますが、先入観を取り払って聴いてみると・・そのメロディセンスの良さに圧倒されると思います。 彼らのバラードはどれもいいんですが、この曲は2ND「SOLDIER UNDER COMMAND」に収録されてます。ピアノの切ないメロディに始まり、そしてVoのM.スウィートの甘い歌声、聖歌隊を思わせるコーラス、泣きのGソロ、と、まさに日本人好み・・ただ、歌詞は「おお、神よ!」の世界なんで、あまり・・英語がわからなくてよかった・・
 METALLICA / THE UNFORGIVEN
この曲を果たしてバラードと呼んでいいものか悩むところですが、とりあえず最強でしょう。メタリカのこの系統の曲としては、他に「ONE」、「FADE TO BLACK」なんかも強力。しかし、ボーカルの深み、ギターの深み、リズムの深み、それぞれがものすごく高い次元で絡み合い、複雑な展開はなくとも凄い緊張感を作り上げています。めちゃめちゃ暗いビデオクリップも◎ 「S&M」アルバムでなんとしてもオーケストラとの競演,この曲をやってほしかった。合わなかったということらしいけど・
 STEELHEART / I'LL NEVER LET YOU GO
希望的メロディに超ハイトーンボーカルが、気持ちよい。私思うにこの曲のポイントは、ハイトーンボーカルと対照的に低音域でシンクロするギター!!このバンドひそかにセンスよかったなあ。そういえば昔、F1グランプリ総集編の挿入歌に使われてたなあ。スポーツ感動の名場面とかに挿入するとばっちりはまりそう?
 GOTTHARD / HEAVEN
まず、ボーカルのハスキーボイス(MR.BIGのエリックマ−ティンみたい)がGood。 曲は、よくあるバラードかもしれませんが、一度聞いたら頭から離れないそのメロディラインのよさは、やっぱ名曲と呼んでいいんじゃないでしょうか。ヒットチャートの上位にいても全然おかしくないっすよ、この曲。
 DREAM THEATER / ANOTHER DAY
これは強力!このドラマティックな展開はまさにドリームシアター。なにげなしに聞いていると見落としがちですが、そこはこのバンドのただもんじゃないところ・・リズムのセンスのよさ・・というか、劇的に歌い上げるボーカルとギターの後ろで結構、複雑なテクニックを魅せています。で、それが嫌味にならないところがNICE!サックスっぽい音色は、ギターシンセ?
追記・・サックスっぽいでなくて、サックスだったようです。フュージョンバンドの大御所「スパイロ・ジャイラ」のサックス奏者による演奏・・しかし、どういう人脈を持ってるんだ?
 VANDENBERG / DIFFERENT WORLD
これは、いいバンドだった・・エイドリアン・バンデンバーグのまさにワンマンバンド。この曲だけじゃないけれど、ギターが歌うという表現がぴったりはまる曲。ギターソロから終盤にかけての歌いっぷリは感動的!ギターだけで、これだけ曲をもりあげれるものなのか?ホワイトスネイクで彼の味が出なかったのが残念。
 CINDERELLA / DON'T KNOW WHAT YOU GOT ( TIL IT'S GONE )
これは、文句なし。BONJOVIの弟分という訳わからん肩書き(そういえば、河合奈保子は西城秀樹の妹分)でデビューした彼ら。ただ、その才能(Voのトムの)はこの曲を聴いてみれば本物だといえます。思いっきり泥臭いブルースを意識したセカンドアルバム『ロングコールドウィンター』の中にあって、この曲は目茶清らか。美しいピアノとトムのしぼり出すような歌いっぷリが哀切極まる。なんか、郷愁を誘う・・というか、一人旅に出たくなるような曲であります。 
 WHITESNAKE / IS THIS LOVE
tOMOさん推薦。彼いわく、切なくなる・・との事。確かに!こういう大人の?バラード歌えばデビッド・カバーデイルのまさに真骨頂。そして、抑え目でありながら確かなセンスを感じるギターソロ・・アダルトロックバラードのお手本的ソングということがいえるかも。夜の首都高(阪神高速)、いやベイブリッジか?を一人で走る(もちろん軽自動車やカローラじゃだめ!)シチュエーションにどうぞ!(間違っても、ドリフト等の暴走はだめ・・)
 EXTREME / SEVEN SUNDAYS
EXTREMEといえば、「More Than Words」ですが、この曲も素晴らしいです。 ほとんど、ピアノとストリングスからなる曲なんですが、ひたすら美しいのなんのって・・ もともとこのバンドのメロディセンスは素晴らしいものがありますが、この曲でもそれは十二分に出てますし、分厚いコーラスも魅力のひとつ。少し切ないメロディが疲れた現代人の心を・・
 JOHN SYKES-PRETTY MAIDS / PLEASE DON'T LEAVE ME
どっちのバージョンも甲乙つけがたし・・イントロのギターだけでもうメロメロに・・・・ ジョンサイクスの方は、なんかやっぱりというか・・シンリジーっぽく聞こえるところがあります。 プリティメイズの方は、分厚いサビのコーラスが◎ どっちにせよ、イントロ・唄・ギターソロすべて感動的!! しつこいけど、やっぱシン・リジーがやっていそうな名曲。